<選択肢>
2日目
*私ひとりで、ですか?
*パーティーのことを話す
リバティー城。
豪華な部屋を与えられ、行動を監視するための携帯を渡されます。
主人公は、城のメイドに!
翌日。
制服を渡され・・・・・メイドの仕事へ。
リュークは、執事見習いで・・・・・正執事(アレック)が休養中のためその代理。
休憩時間。
庭にベンチに座っていると、リュークが来て・・・。
主催するパーティーの給仕としてそこにいるようにというキースの命を伝えられます。
パーティの場所は、城の地下にあるカジノ。
招待客の多くは、テレビや舞台で活躍する世界的な俳優たち。
わざと人の前で恥をかかされ・・・・・。
カジノを出て、庭のベンチに座っていると・・・・・少女と出会います。
少女の名はキャサリン。
ヒマだというキャサリンと話をする事に。
他の国のこと、普段の生活について聞いてきて・・。
最初は気を張っていたものの、キャサリンの明るい性格のせいかすぐに打ち解けます。
何か悲しいことがあったのか、と聞かれ・・・・。
キースの名前を伏せ、パーティーでのことを話します。
「まあ、なんてひどい・・・・・・いったい誰がそんなことを?」
「それは、あの・・・・・・」
言いよどんでいると。
「告げ口とは、いい趣味だな」
キースが現れます!
「キ、キース様・・・・・・」
(なんでここに・・・・・・)
キースの後では、リュークも少し驚いた様子で主人公とキャサリンの顔を交互に見ていて・・・。
ふたりにニコッと笑い。
「あら、お兄様にリューク、こんばんは」
「お兄様!?」
(ってことは、この子って・・・・・・?)
慌てて駆け寄ってくると。
「お前っ、この方はアルフォード家王女、キャサリン様だぞ! メイドごときが気安く・・・・・・」
肩を掴もうするリュークを、キャサリンがとっさに止めます。
「やめてよリューク! そんな風に言うから、私は城内でお友だちを作ることができないんじゃない」
「で、ですが・・・・・・」
「もう、柔軟性のない男ね。そんな態度だとレディに嫌われるわよ!」
「うっ・・・・・・」
(すごい・・・・・・さすが王女様だけのことはある)
キースはキャサリンに近づき。
「キャシー、もう夜も遅い。部屋に戻れ」
「あら、もうそんな時間? 楽しかったわ○○、私たちいい友だちになれそうね。また一緒にお話しましょう」
「あ、はい・・・・・・」
「それじゃあ、ごきげんよう」
キースがアゴでクイッとリュークに指示を出すと、慌てたようにキャサリンの後を追います。
立ち去っていく二人をぼんやり見送っていると・・・不意に肩を掴まれ。
振り向いた先には、キースの冷めた瞳。
「勘違いするなよ」
(・・・・・・勘違い?)
「アイツは庶民に興味があるから、手近なお前に声をかけた。・・・・・・友人などと言っているが、からかって遊んでいるだけだ」
「それは、キャサリン様がそうおっしゃったんですか?」
「わきまえろ。お前は庶民で、あいつは王女だぞ」
「そんなことはわかっています。ですが、キャサリン様がお友だちになりたいとおっしゃるなら、私はその気持ちに応えたいです」
一瞬、驚いたように少し見開いたものの、すぐに眉間にシワを寄せ。
「・・・・・・さっきみたいに恥をかくだけだ」
パーティーでのことが脳裏によぎるものの、その悔しさを抑え・・・。
「あれくらい、たいしことありません。 ワインの種類を知らなかったのは私の知識不足です。それについては、これから勉強いたします」
ハッキリ言いきると、キースは目を見張ります。
「それでは、私はこれで失礼します」
(絶対に負けないんだから!)
まだまだ冷たいキース。
中盤くらいになったら、少しは・・・少しは甘い(いい)雰囲気になってくるのかな?^^;
次回予告・・・・・キースとパーティーへ!?
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