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「王子様のプロポーズ」キース・アルフォード王子/Episode11

今日で11日目です。
(選択肢含むネタバレ↓)








































<選択肢>
11日目・・・スチル
*がんばってください
*・・・・・・わかりました


とある場所。
女性は中年の男性に・・・。
キースが近くに置いている女性が、善良な国民の意見だと言ってキースをたぶらかしていると伝えます。
これを聞き、男性はキースに意見しなければ、と退室。
「・・・・・・ふふ、これであの女もおしまいよ」

数日後。
バルコニーでキースの姿を見つけます。
が、その表情は苦悩に満ちていて・・・・・。
とても話しかけられるような雰囲気ではありませんでした。
(キース様・・・・・・確か、今日、議会があったんだよね。もしかして、うまくいかなかったのかな?)
キースの元へアレックが来て・・・。
「キース様・・・・・・大変だったご様子で」
「・・・・・・別に」
気のない様子で遠くを見るキース。
アレックは、真面目な表情で。
「キース様が○○様のことをお気に召していらっしゃるのはわかります」
(・・・・・・え?)
ドキッとすると同時に、キースはアレックの顔を見ます。
「突然、何を言ってるんだ」
「ですが、今、彼女は大変微妙なお立場です」
片方の眉を上げ・・・。
「・・・・・・どういう意味だ」
「長官からもご指摘がありましたように、ここのところキース様の意識が国民にかたむいているのは・・・・・・その、○○様が原因ではないかという噂が出ております」
(・・・・・・え? 私・・・・・・?)
興味なさそうに顔を背け。
「あいつはもともと国民に対して批判的だから、気にしなくていい」
「・・・・・・それとこれとは話が別でございますよ。誤解かもしれませんが、それを聞いた誰かが○○様のことを狙うかもしれません」
その瞬間、キースの表情がサッと変わります。
「・・・・・・狙う?」
「はい。キース様にご意見できる女性だととらえられてしまった場合・・・・・・かなり危険ではないかと」
「・・・・・・くだらない」
(うん・・・・・・キース様の言う通りだよね。私の発言がそこまでキース様に影響があるとは思えないし・・・・・・)
が、アレックは真剣な表情のまま。
「キース様がくだらないとお考えでも・・・・・・相手が○○様に対して何か行動を起さないかどうか・・・・・・そこが大切なのではありませんか?」
キースの表情が大きく揺らぎ・・・。
やがて、アレックから表情が見えない位置に顔を背けます。
「・・・・・・ひとりにしてくれ」
「・・・・・・かしこまりました。差し出がましい真似をしたこと、ご容赦ください」
立ち去ろうとしたとき、アレックの視線が主人公の方へ。
一瞬足が止まるものの、フッと優しい笑みを浮かべ、そのまま立ち去っていきます。
(・・・・・・もしかしてキース様があんな表情をしていたのは、今の話と関係があるの・・・・・・?)

翌日。
城内は議会のことで持ちきり。
あちこちでキースの噂がされ・・・。
またニコルソン長官と意見が対立、そこに主人公の話があった、と・・・!

二人は国王&王妃に呼ばれ、謁見の間へ。
話の途中、慌てた様子でアレック&リュークが入ってきます。
手紙のようなものを渡し・・・。
内容に目を通すと、国王の表情がわずかに曇ります。
文書を見ると、キースも一気に顔を強張らせ・・・。
「いったい、なんなのです?」
「いたずらの可能性もある。不必要に話を広めて不安をあおっても仕方がない。このことは他言無用に」
その言葉に、キース、アレック、リュークの三人は頷きます。
「あなた・・・・・・」
「お前は心配しなくていい。・・・・・・ただのいたずらだ」
主人公の顔を見て。
「とにかく・・・・・・今後しばらくはあまり一目に触れぬよう、謹んでもらいたい」
ここでキースが切り出したのは、明日のノーブルの誕生日パーティーのこと。
主人公を連れて行く事を王妃は反対。
が・・・何か考えがあるのだろう、と国王は許可。

誕生日パーティー。
キースは片ひざをついて、王子たちに頭を下げます。
「先日までの非礼をお詫びする」
「・・・・・・キース王子?」
みんなの視線が一斉にキースへ。
「申し訳なかった」
「キース王子・・・・・・」
「ご存知の通り、我が国は大変困った状態になっている。我が国のために・・・・・・この私に力を貸してもらえないだろうか」
静まり返った会場に、キースの言葉が響きます。
「・・・・・・無様だな」
グレンの言葉に、グッと唇を噛みしめ・・・。
「こんな姿・・・・・・俺ならとても耐えられない」
吐き捨てるように言うグレン。
「そうか?」
ウィルの言葉に反応するように、エドワードは柔らかい笑みをみんなに向けます。
「私はそう思わない。プライドよりも国のために・・・・・・誰かのために、尽くそうとするのは、とても立派なことではありませんか?」
「・・・・・確かにね。・・・・・・キース王子は人一倍プライド高いし・・・・・・なんか心打たれちゃうっていうか?」
「心打たれるかどうかはともかく、あれから何か情勢が変わるようなことでもあったのか?」
ウィルの言葉で手紙のことが頭に浮びます。
が、キースは曖昧な表情を浮かべたまま何も答えず・・・。
「・・・・・・とにかく、その女の子のことについての真偽はともかく、支援の件については検討しよう」
ジョシュアの言葉に、キースの表情が少し明るくなります。
「みんな・・・・・・」
「もちろん我が国も・・・・・・まあ、私は最初からそのつもりでお伝えしていたはずなんですがね」
苦笑いするエドワードに、キースは少し笑み。
「あのときは・・・・・・失礼なことを。・・・・・・大変申し訳なかった」
「なんだか別人みたいですねえ・・・・・・ホント、ウィル王子じゃないですけど・・・・・・何かあったんですか?」
一瞬、複雑な表情を浮かべたものの、それには何も答えず・・・目を伏せます。
(キース王子・・・・・・?)
少し重くなった空気を吹き飛ばすように、明るいロベルトの声。
「ホントホント、そんなキースくん、調子狂っちゃうな・・・・・・でもまあ、やっぱり困ったときはみーんなで助け合わなきゃ・・・・・・ねえ?」
「国の問題をそんな風に軽く言うことには同意しかねるが、助け合うという意見には賛成する」
エドワードはグレンに視線を向け。
「・・・・・・と、残るオリエンス王国はいかがなされるおつもりですか?」
みんなの視線がグレンに集まると、グッと言葉を詰まらせます。
「・・・・・・別に、協力しない、とは言ってない。・・・・・・国にとって有益なことなら・・・・・・」
「有益に決まってるだろう。どの国も、リバティ王国の影響がどれほどのものか、わからないということはあるまい?」
ジョシュアの言葉に、グレンはキッと眼差しを鋭くし。
「それくらいわかっている」
ジロリと睨むグレンに、ジョシュアはフンと鼻を鳴らします。
その時、キースはみんなの顔を見回して・・・・・・。
「実はもうひとつ頼みたいことがある。○○を・・・・・・彼女をしばらく預かってもらえないだろうか」
(・・・・・・え?)
みんなの視線は一斉に主人公へ。

「しばらく、落ち着くまでここにいてくれ」
その言葉に頷くことしかできず・・・。
あれから数時間後、着替え終わった主人公はノーブル・ミッシェル城の客室にいました。
キースが主人公のことを皆に頼んでいた時、ノーブルが現れ・・・・・。

(え? ノーブル様って・・・・・・あのときのおじいさん?)
「やあ、久しぶりだね。キース王子の噂の相手がお嬢さんだと聞いて・・・・・・大変驚いたんだよ」
「おじいさんが・・・・・・ノーブル様だったなんて・・・・・・」
「ふぉっ、ふぉっ・・・・・・私のことはノンちゃんでかまわんよ」
(ノンちゃんって・・・・・・)
戸惑っていると、キースは二人を交互に見て・・・・・。
「あの、ノーブル様・・・・・・○○と・・・・・・この女性とお知り合いなのですか?」
「ああ。彼女は私の命の恩人だよ・・・・・・なあ? お嬢さん?」
「え? いえ・・・・・・あの、そんな大げさなものじゃ・・・・・・」
「そんなすばらしい女性なら、ますます我がアルタリア王国へ来てもらいたいところだね」
「いや、ノーブル様の恩人ともなれば、ぜひ我がドレスヴァン王国へ・・・・・・」
「さっきまでの態度とずいぶん違うんだな」
ポツリと言うグレンをジョシュアは軽く睨みます。
「・・・・・・何か言ったか?」
「いや・・・・・・」
「とりあえずは私のところに来てはいかがかな。その方がキース王子としても角が立たないだろうし・・・・・・」
ということで、一時的にノーブル・ミッシェル城で過ごすことに。

「あの・・・・・・最初から私のことを頼むつもりだったんですか? だから・・・・・・私を・・・・・・」
(アレックさんもああ言ってたし・・・・・・きっと私が近くにいると迷惑になってしまうんだよね・・・・・・)
「・・・・・・お前に危害が及ぶかもしれないんだ。そうなる前に・・・・・・手を打っておかないと」
真っ直ぐ見つめられ・・・・・。
「本来なら俺がそばについて守るべきだというのはわかっている。だが、今は・・・・・・国のことも放っておくことができない。
 だから・・・・・・少しの間だけ、ここにいてくれないか」
「キース様・・・・・・」
ここで選択肢。
「・・・・・・わかりました」
すると、ホッとしたように小さく息を吐きます。
(・・・・・・寂しいけど・・・・・・これでいいんだよね。今は、これ以上、何かを言って、キース様を困らせたくない)
両肩に手を置き。
「必ず・・・・・・迎えにくる」
(あ・・・・・・)
「落ち着いたら、必ず迎えにくるから。・・・・・・だから、信じて待っててくれ」
「・・・・・・はい」
名残惜しそうな表情で手を離すと、柔らかく微笑みます。
「いい返事だ」
一瞬、躊躇うような表情を見せてから微笑み・・・。
「おとなしくしてろよ」
クスリと笑い。
「・・・・・・って、お前がおとなしくしているわけないか。気をつけろよ」
「大丈夫ですよ。無人島でも生き残ったくらいなんですから!」
「まあ、その調子じゃ、ホントに大丈夫そうだな」
背を向け・・・。
「・・・・・・それじゃあな」
(あ・・・・・・)
一歩一歩、背中が離れていくごとに、どんどん胸は締めつけられます。
(しばらくは・・・・・・キース様の顔も見られないんだな・・・・・・)
パタン、と扉が閉まった瞬間、一気にこみ上げてくる気持ち。
(キース・・・・・・様・・・・・・)
瞳から温かいものが零れ落ちた瞬間、再び扉が勢いよく開きます。
「・・・・・・○○!」
(・・・・・・え?)
見ると、ズカズカと近づいてきて・・・・・。
(え? ・・・・・・え?)
「そんなことだろうと思った」
目の前まで来ると、ギュッと抱きしめられます!
「キ・・・・・・キース様・・・・・・?」
背中が折れてしまうかと思うほど力強く、息ができなく・・・。
(あ・・・・・・)
激しい抱擁から伝ってくる熱い想い。
(キース様・・・・・・)
しばらくそのまま抱きしめられていると・・・・やがてスッと腕を緩め、顔が近づいてきます。
(あ・・・)
有無を言わせないほど激しく重ねられる唇。
(キース様・・・・・・)
頭の中は何も考えられないほど真っ白に・・・。
が、その一方で感じる確かな想い。
(私・・・・・・私は・・・・・・やっぱりキース様のことが好きなんだ・・・・・・)
その唇は、まるで心を溶かしてしまうほど熱い。
(だけど・・・・・・こんなこと・・・・・・)
拒みたい気持ちと、離れたくない気持ちが複雑に絡み合い・・・身動きすることができませんでした。
「○○・・・・・・」
漏れ聞こえるキースの囁くような声に、胸が締めつけられ・・・。
(私は・・・・・・)
立場が違うことも、この想いが許されないことも・・・・・・すべてわかっていた。
それでも私は、どうしてもキース王子から離れることができず、触れ合う唇の温もりを感じてしまうのだった。



あの女性はローラ、中年男性はニコルソン長官っぽい。
ハッキリ告白はないけど・・・・告白みたいなもんだよね?
次回予告・・・・・リバティ王国にテロ組織からの脅迫&ローラ登場!
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