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「王子様のプロポーズ」エドワード=ルヴァンソワ/Episode4

今日で4日目です。

昨日の分をup^^;
(選択肢含むネタバレ↓)







































<選択肢>
4日目・・・スチル
*待ってください
*1冊ずつ貸す


80年(ほど)前の回想。
悲劇が起こり・・・それは80年経ったあとも、各国で語り継がれている。

エドワードに手を引かれてきたのは、あのバラ園。
「あの、ここ・・・・・・」
「・・・・・・ここなら王妃様も来ませんから」
(・・・・・・あ、そっか。じゃあ、しばらくここでやり過ごすのかな?)
「こちらへどうぞ・・・・・・」
手を引っ張られ、咲き乱れるバラの中へ。
(え・・・・・・?)
「あの、エドワード様・・・・・・?」
「抜け穴があるんですよ」
「抜け穴・・・・・・ですか?」
「はい。急ぎましょう、日が暮れると視界が悪くなって足元が危ないですから」

バラ園を通り抜けて暫く歩くと、小さな崖のような段差に出ます。
「もしかして・・・・・・ここ、飛び降りるんですか?」
「・・・・・・恐いですか?」
(確かに下は見えているけど、3メートルくらいはありそうだし・・・・・・でも、ここで恐いって言ったら、きっと困らせてしまうよね)
「いえ、その・・・・・・平気です!」
勢い良く答えると、おもむろにエドワードのクスッと笑う声が聞こえてきます。
「なるほど、よくわかりました。・・・・・・失礼します」
言うと同時に、お姫さま抱っこ!
「エ、エドワード様?」
「・・・・・・目を閉じていてください」
(え・・・・・・)
そう思うやいなや、エドワードはその段差を飛び降ります!
(わっ・・・・・・)

「・・・・・・○○さん?」
聞かれて、フッと目を開けると・・・真剣な表情のまま見つめるエドワードの瞳と出会い・・・。
(うわ・・・・・・)
「・・・・・・大丈夫かい?」
「は・・・・・・はい・・・・・・」
「・・・・・・それは良かった・・・・・・」
いつもの柔らかい笑みを浮かべ、地面に降ろしてくれます。
「・・・恐い思いをさせてしまいましたね」
「いえ、そんな・・・・・・重かったですよね? ・・・・・・すみません!」
頭を下げると、クスッと笑い。
「いいえ、こちらこそ無理をさせたようで・・・・・・申し訳ありません」
(う・・・・・・もしかして、強がってたの・・・・・・バレてる?)
まるでダンスに誘うように、再び手を差し出し、軽くお辞儀。
「・・・・・・どうぞ、こちらです姫君」
手を握ると、そのまま導かれるようにして城を抜け出します。

数時間後・自宅。
エドワードの手配で、城を抜け出した所に車を用意→自宅へ。
(それにしてもさっきは驚いたな・・・・・・エドワード様の顔があんなに間近にあるなんて・・・・・・)
(せっかく思い切って返しに行ったのに・・・・・・また、持って帰ってくることになっちゃった・・・・・・)
何気なくカバンに手を伸ばし・・・。
携帯を取り出そうとして、中に入っていた小説に目が止まります。
(秘密の花園・・・・・・か・・・・・・)
小説を手に取り、パラパラと捲っていると・・・・挟んであった栞がありません。
(あれ・・・・・・?)

抜け道をさかのぼって城に戻ってきたエドワードは、後ろ髪を引かれるような表情で振り向きます。
しばらく憂いを含んだ瞳で見つめた後、小さなため息と共にスッと視線を元に戻し・・・。
2、3歩足を動かしたところで、視線を地面へ。
「これは・・・・・・」
呟きながら、何かを拾います。

「・・・・・・やっぱり、ない・・・・・・」
(どこで落としたんだろう・・・・・・あ・・・・・・)
カバンの中に栞はなく、代わりに入っていたのは・・・・・・バラの花びら。
その花びらを手にした瞬間、鮮明に思い起こされるのはエドワードのこと。
(夢・・・・・・だったんだよね・・・・・・)
そう思い込もうとするものの、肩にかけられたストールが、花びらが現実だった事を突きつけてきて・・・。
息苦しくなり、外の空気を吸おうと・・・窓を開けます。
「はあ・・・・・・」
美しい夜空の月を見上げ、大きく呼吸。
と、そこに見覚えのある姿があります。
(え・・・・・・?)
「ああ・・・・・・まるで月の精に会ったようですね」

家を出るとエドワードがスッと手を差し出します。
「・・・・・・落し物ですよ、姫君」
手には、探していた栞。
「・・・・・・わざわざ、これを・・・・・・?」
「大切なものかと思いまして。お気に入りの本に挟んでいたものでしょう?」
栞を受け取り・・・・。
(今度こそストールを返さないと・・・・・・)
そう思う一方で、どこかためらってしまいます。
(でも・・・・・・これを返したらもう・・・・・・エドワード様とのつながりもなくなってしまうかも・・・・・・)
「それでは・・・・・・」
ここで選択肢。
「待ってください」
咄嗟にそう声をかけると、振り返り、不思議そうな表情を浮かべます。
「・・・・・・はい?」
「あの・・・・・・お礼にお茶でもいかがですか?」
「それは大変魅力的なお誘いですね」
その返事にホッとしたのもつかの間。
「しかし、ルイスに言わずに出てきてしまいました。すぐに戻らないと怒られてしまいますから」
(あ・・・・・・)
「そう・・・・・・ですか」
「・・・・・・それでは。今日は突然、お伺いして失礼いたしました」
「いえ・・・・・・こちらこそありがとうございました」

部屋に戻ると、脱力感にも似た感覚で床に腰を下ろします。
(もう、これでホントに会えないんだな・・・・・・。もともと、住む世界が違うんだし、これでいいんだよね)
なんとか前向きに考え直そうとするものの、胸は苦しく・・・・・。
想いを振り切るように、明日の大学の準備を始めます。
と、ここで部屋がノック。
(こんな時間に誰だろう・・・・・・?)
「はい・・・・・・?」
扉を開けると、少し息を切らせたエドワードがいました。
「・・・・・・エドワード様・・・・・・?」
「・・・・・・本が・・・・・・」
「・・・・・・え?」
「キミが読んでいたあの本・・・・・・」
(本・・・・・・?)
「・・・・・・僕も読みたいと思って」
そこにいるのは、いつものエドワードとどこが違いました。
言葉遣いだけではない、その柔らかい表情に混じるかすかな感情が、心を大きく揺らし・・・。
部屋の中に戻ると、本を手にエドワードの前へ。
「・・・・・・これですか?」
本を差し出すと・・・。
「そう・・・・・・」
目を細めて本を受け取ろうとします。
(あ・・・・・・)
本を持つ手にエドワードの手が重ねられ・・・思わずドキッ。
「この本・・・・・・どこに行けば手に入る?」
重ねられた手の温かさに目を伏せ・・・。
(どこって・・・・・・どこでも売ってるんだけど・・・・・・)
まさかそう言うわけにもいかず、そっとエドワードの顔を見ます。
「あの・・・・・・お貸ししましょうか?」
「それは・・・・・・ありがたい」
本の表紙に視線を落とし・・・。
「・・・・・・何巻かあるようだね」
「あ・・・・・・」
この本は全部で30巻。
(もしかして、全部、貸した方がいいのかな?)
ここで選択肢。
(1冊ずつ貸せば・・・・・・あと29回は会うことができる・・・・・・かも)
そう思い、部屋の中の本棚を指差します。
「えっと・・・・・・30巻、あるんですけど」
「30巻・・・・・・?」
「はい。1巻から借りていかれますか?」
「そう・・・・・・だな。その方が、○○さんと何度も会うことができるだろうから」
じっと見つめられ・・・・・。
(え・・・・・・? もしかして・・・・・・私と同じことを・・・・・・思ってくれているのかな・・・・・・?)
熱い眼差しにドキリとしていると、唇が囁くように動きます。
「1巻は・・・・・・どこかな?」
(あ・・・・・・)
「あの・・・・・・1巻は・・・・・・あっちです」
その手から逃れるように本棚へ向かい、1巻を手にエドワードの元へ。
差し出した本を受け取り、柔らかく微笑むと。
「・・・・・・ありがとう。じゃあ、借りるよ」
「はい・・・・・・」
「じゃあ、僕の携帯番号とメールアドレスを教えるよ」
「えっ?」
「だって、本のやりとりをするときに、連絡が取れないと困るだろう?」
(エドワード様と・・・・・・連絡先の交換だなんて・・・・・・)
「・・・・・・はい」
連絡先を交換。

数時間後。
シャルル城のエドワードの部屋で、ルイスが少し険しい表情をしてました。
「エドワード様、どちらにいらしたんですか?」
本を読んでいたエドワードはかすかな笑みを浮かべ。
「・・・・・・月の光に導かれて、外の風を感じていたんだ」
ルイスは小さなため息。
「はぐらかさないでください。何度も申し上げていますが、外に出られるのでしたら、ぜひ私にひと言・・・・・・」
言いかけたルイスに、エドワードはクスッと笑います。
「・・・・・・大丈夫、僕はどこにも行かないよ」
「・・・・・・はい?」
「お前をひとりにしたりはしない。・・・・・・だから大丈夫だよ」
ルイスはかすかに顔を赤らめ・・・。
「な、何を・・・・・・おっしゃっているんですか!?」
「・・・・・・わからないのならいいよ」
「・・・・・・失礼いたします」
その時、ルイスがエドワードの手にしていた本に目を向けます。
「エドワード様・・・・・・そのご本は・・・・・・?」
「ああ・・・・・・借りたんだよ」
「借りた・・・・・・?」
「そう、月の妖精に」

(さっきまでここにエドワード様がいたなんて・・・・・・)
携帯の画面に映るのは、エドワードの連絡先。
(これで・・・・・・いつでもエドワード様と連絡が取れるんだ・・・・・・。それに、ずっと敬語で話されていたのに、少しだけ距離が近くなったみたいで・・・・・・)
胸に広がっていく温かくて優しい気持ち。
それはやがて、全身を包み込んでいった・・・。

80年前のある城内。
倒れている女性を、一人の青年が抱き上げます。
応急処置を施すため、城へ。
その青年は、ノーブル・ミッシェルの者と名乗ります。

数日後。
大学から帰って部屋で寛いでいると、携帯が鳴ります。
(ん・・・・・・?)
確認すると、エドワードから。
『やあ、急に連絡してしまってすまない。1冊目の本を返そうと思うんだけど、これから家に行っても大丈夫?』
(あ・・・・・・)
「はい、大丈夫です」
そう答えると同時に、鼓動は一気に高鳴っていきます。

「やあ・・・・・・ごきげんよう」
いつもと変わらない笑顔。
が、二人の距離を少しだけ縮めてくれているような気がします。
「こんにちは。・・・・・・あの、どうぞ」
少し緊張しながら中に促そうとすると、スッと手を上げ。
「いや・・・・・・少し抜け出しただけだから。このまま失礼するよ」
「あ・・・・・・そうですか・・・・・・」
ガッカリした気持ちに包まれていると、頭に温かいものが触れます。
(わ・・・・・・)
少し頭を撫で、ふわりと微笑むと・・・。
「公務があってね・・・・・・すぐに戻らないとルイスに怒られてしまうから。・・・・・・じゃあ、次にキミの顔が見られる、そのときを楽しみに」

(忙しいのにわざわざ来てくれたんだ。うれしいけど、なんだかちょっと寂しいなんて・・・・・・ずいぶん贅沢だよね)
と、ふと本に栞が挟まっていることに気づきます。
(あれ・・・・・・これって私の栞じゃない・・・・・・)
なんとなく、栞が挟まれているところを開けると・・・・・その栞に何か文字が書かれてました。
(僕はこのシーンがとても良いと思った・・・・・・って・・・・・・え・・・・・・?)
栞に書かれた文字は、本の感想のようなもの。
挟まれたシーンのことについて書かれてました。
(もしかして・・・・・・エドワード様の感想ってこと・・・・・・?)
さっきまで感じていた寂しい気持ちが一気に吹き飛び、その文章に必死に目を通します。



二人を繋ぐのは、この本か♪
次回予告・・・・・パーティーのお誘い!? 愛の逃避行!?
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