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「王子様のプロポーズ」エドワード=ルヴァンソワ/Episode7

今日で7日目です。
(選択肢含むネタバレ↓)











































<選択肢>
7日目・・・スチル
*私なら大丈夫です
*はい、一緒でした


ワインボトルを大事そうに抱え、眠るエドワード。
「あ、あの・・・・・・さすがに同じ部屋というのは困るんですけど・・・・・・」
「ガハハッ・・・・・・そう言われても、お客さん用はここしかなくてね。いいじゃないか、恋人同士なんだろう?」
「え・・・・・・」
「これも運命ってヤツじゃないかい?」
ウインクをして出て行こうとするオーナー。
「じゃあ、パジャマなんかはそこにあると思うから。良かったら使ってくれ」
「いえ、あの・・・・・・」
「じゃ・・・・・・グッナイ! いい夢、見なよ!」
(あ・・・・・・)

コンタクト&パジャマへの着替えのため起こしますが・・・反応なし。
困っていると、突然ムクッと起き上がります。
「エドワード様・・・・・・? あの・・・・・・着替えた方が・・・・・・」
「・・・・・・着替え?」
「あ、はい」
近くにあったパジャマを差し出すと、ワインボトルを離し、ぼんやりした状態でそのまま服を脱ぎ始めます。
思わず背を向けると、着替えている様子。
(エドワード様・・・・・・もしかして寝ぼけてるのかな?)
少しドキドキしていると、再び寝息が聞こえてきます。
振り向くと、着替え終わったエドワードがすやすや眠っていて・・・・・。
ホッとしたものの、かけ布団の上で眠っていることに気づきます。
「エドワード様、これじゃ、風邪を引いちゃいますよ」
言いながら揺らすと、今度はすぐに瞼が開き。
「あれ・・・・・・○○さん・・・・・・?」
ふんわり笑い、手を伸ばしてきます。
手をギュッと掴まれ・・・・・一瞬ドキリ。
(ここでスチル!)
「こうして・・・・・・一緒にいられることを、とても幸せだと思う」
「エドワード様・・・・・・」
「・・・・・・様じゃないでしょ? 少なくとも今だけは・・・・・・キミと同じでいさせて・・・・・・?」
「私と・・・・・・同じ・・・・・・?」
「・・・・・・そう。王家の人間とか、上流階級とか・・・・・・少なくともここにいる僕とキミには・・・・・・そんなこと関係なくて・・・・・・」
一度言葉を切り。
「・・・・・・どうしてなんだろうね」
「・・・・・・え?」
「どうして・・・・・・こんなに胸が苦しいんだろう。キミと一緒にいると、うれしいし幸せだけど・・・・・・なぜか胸が苦しくて・・・・・・泣きたいような気持ちに・・・・・・」
スッと目を閉じ、再び寝息を立てます。
(あ・・・・・・)
「エドワード様・・・・・・?」
声をかけるも、既に深い眠りの世界へ。
(苦しくて・・・・・・泣きたいような気持ち・・・・・・それってもしかして、私と同じってことなのかな・・・・・・)
その時、エドワードの瞳から一筋の涙が零れ落ちます。
(あ・・・・・・)
ギュッと胸がしめつけられ、繋いでいた手を離そうとすると・・・・・。
更に強く握られ、引っ張られます。
(わっ・・・・・・)
そのまま抱きしめられ・・・・・。
(エドワード様・・・・・・?)
すこやかで幸せそうな表情のエドワード。
温かい腕に包まれ、顔を見つめていると・・・・・自分までまで幸せな気分になります。
知らないうちに、眠りの世界へ。

(ん・・・・・・)
目を開けると、眠る直前までの光景とほぼ変わらない状況がそこにありました。
(わっ・・・・・・)
間近にあるエドワードの寝顔に驚き、慌てて起き上がると・・・・・その反動で繋がれていた手を引っ張ってしまいます。
「ん・・・・・・」
エドワードの身体が動き・・・。
しばらく、見つめていると・・・・・瞼がゆっくりと開きます。
「あ・・・・・・○○さん・・・・・・」
ぼんやり見つめ・・・。
(・・・・・・この様子じゃ、もしかして昨日のこと覚えてないかな・・・・・・?)
「昨日は大丈夫でしたか?」
「・・・・・・醜態をさらすような形になってしまって・・・・・・悪かったね」
起き上がり、髪の毛をかきあげるエドワード。
その仕草が色っぽく・・・ドキッ!
「いえ・・・・・・私よりエドワード様の方が・・・・・・」
言いかけると、頭を抱き寄せられます。
(え・・・・・・)
「様じゃないでしょ? ・・・・・・少なくとも今は・・・・・・」
胸に顔を埋めるような体勢に、ドキドキ。
「こんなに長い時間、僕のワガママにつき合わせてしまって・・・・・・悪かったね」
頭を撫でる掌はとても温かく・・・・・。
ここで選択肢。
「私なら大丈夫です」
「・・・・・・そうか」
何度も頭を撫でられます。
「こんな風に穏やかな朝は・・・・・・初めてだな」
「え・・・・・・?」
「とても可愛い寝顔も見ることができたし」
エドワードの子供っぽい笑顔に、つい笑ってしまいます。
「もう、エドワードさ・・・・・・エドワードさんってば・・・・・・」
頭から手を離すと、ふんわりと微笑み。
「・・・・・・さ、早く帰らないと・・・・・・今頃、ルイスが心配しているだろうから」
「・・・・・・はい」
ここで、ふとあることに気づきます。
「あの、コンタクトを外さずに寝てしまったと思うんですが・・・・・・大丈夫ですか?」
「・・・・・・ああ、そういえば・・・・・・確かに少し目がムズムズするかも・・・・・・」
目を擦ろうとするエドワードに、とっさに。
「こすっちゃダメですよ!」
その言葉に、ビクッと動きを止め・・・。
「あ・・・・・・すみません」
「いや・・・・・・そんな風に人に言われたことがなかったから・・・・・・少し驚いた」
素直に手を下ろして、微笑みます。
「目がかゆいのでしたら、コンタクトを外された方がいいんじゃないですか?」
少し考えるような表情を浮かべ・・・。
「・・・・・・でも、外してしまうと・・・・・・」
エドワードの手が頬へ。
「・・・・・・こんな可愛いキミの顔がぼやけてしまうから」
(あ・・・・・・)
優しい眼差しと、頬に触れる手の温もりにドキリ!
「そんな・・・・・・でも、メガネがあるじゃないですか」
「かなり視力が低くてね。メガネは・・・・・・コンタクトほどハッキリと見えないから」
「・・・・・・そうなんですか?」
聞き返すと、スッと顔を寄せてきて・・・・。
「そう。メガネの場合、これくらい近づかないとハッキリ見えない」
息がかかりそうな距離に、心臓はバクバク。
動けない中・・・・少しづつ近づいてくる唇。
「○○・・・・・・さん・・・・・・」
唇が触れ合いそうになったその瞬間、部屋がノックされます!

「エドワード様!!」
シャルル城の廊下にルイスの声が響き・・・。
声をかけられたエドワードは、怒られた子供のようにかすかに肩をすくめ、後ろを振り返ります。
「ああ・・・・・・」
「どちらに行かれていたんですか?」
「それは・・・・・・その・・・・・・」
言いながら、紙袋を後ろへ。
「・・・・・・なんですか、それは?」
「いや、これは・・・・・・」
言いよどむエドワードに、ルイスは大きなため息。
「もしかして・・・・・・○○様ですか?」
その言葉に、エドワードの眉がピクリ。
それを見たルイスは、もう一度ため息。
「・・・・・・もうそろそろ・・・・・・私では抑えきれないかもしれませんよ?」
「ルイス・・・・・・」
「・・・・・・しかし、まさかエドワード様が・・・・・・こんな風に連絡もなく朝帰りするなど・・・・・・」
落胆した様子のルイスに、エドワードは紙袋を差し出します。
ルイスは首をかしげながらも受け取り・・・・。
「これは・・・・・・?」
言いながら、紙袋からワインを取り出します。
「・・・・・・誕生日だろう?」
「誕生日・・・・・・私のですか?」
「ああ・・・・・・ほかに誰がいる?」
ルイスの表情がみるみる歪み・・・。
「エドワード様・・・・・・」
「お前、ワインが好きって言っていただろう?」
その時、袋に書かれている文字を確認。
「これは・・・・・・有名なワイン工場じゃないですか。もしかして、それでわざわざ・・・・・・?」
言った後、深々と頭を下げ。
「・・・・・・ありがとうございます。大事に飲みます」
しっかりとワインを抱えるルイスに、エドワードは微笑みます。

自宅。
(ふふ・・・・・・酔っぱらったエドワード様・・・・・・ちょっと可愛かったな・・・・・・)
携帯を取り出そうとカバンを覗くと、ふと一冊の本が目に止まります。
「あ・・・・・・」
それは帰る途中、返却してくれた本。

帰りの車内。
「そういえばこれ・・・・・・」
差し出された本を受け取り・・・。
「・・・・・・面白かったですか?」
「もちろん」
「いつもしおりの感想・・・・・・楽しみにしています」
そう言うと、肩を抱き寄せられます。
(あ・・・・・・)
「僕も・・・・・・キミに伝えようと思って書いているときが・・・・・・とても楽しいよ」
「エドワード様・・・・・・」
(こんな風にされたら・・・・・・私は・・・・・・)
肩に触れた手が熱い。
まるで自分の気持ちのように。
(家に帰るまではこのままで・・・・・・)

(エドワード様・・・・・・)
携帯が鳴って確認すると、エドワードからのメール。
『今日はつき合わせて申し訳なかった。でも、プレゼントはルイスも喜んでくれた。いろいろありがとう』
(エドワード様・・・・・・)
弾む気持ちを指先に乗せ、メールを打ちます。

同じ頃。
部屋で寛いでいたエドワードは、携帯画面を見ながらクスッと笑います。
その時、部屋がノック。
「はい・・・・・・どうぞ」
扉が開くと、ルイスが頭を下げます。
「なんだ、ルイスか・・・・・・」
ホッとしたのもつかの間、ルイスの後ろには国王&王妃が立ってました。
「これはこれは・・・・・・国王様・・・・・・王妃様・・・・・・」
エドワードは二人の元へ。
「くつろいでいるところすまないな」
「いえ・・・・・・ふたりそろってどうしたんです? 必要があれば私の方から・・・・・・」
「いいのよ、エド。・・・・・・昨日は・・・・・・ワイナリーに行ったんですって?」
王妃の言葉に、一瞬言葉を詰まらせ・・・。
「はい・・・・・・何かまずかったでしょうか」
「いいえ、私も久しぶりにワイナリーに行きたかったわ。私たちも昔はよく行ったわけですし・・・・・・ねえ?」
国王は苦笑。
「お前、そういう話をしに来たんじゃないだろう?」
「あらあら・・・・・・そうだったわねえ。・・・・・・でも、私はいいと思うのよ。エドのことを信じているし・・・・・・」
「あの・・・・・・いったいなんのお話でしょうか・・・・・・?」
国王は少し厳しい表情へ。
「昨日、SPもつけずに無断外出し、しかも無断外泊したという話じゃないか」
「ルイス・・・・・・お前・・・・・・」
「申し訳ありませんっ・・・・・・! 国王様に確認されたもので・・・・・・」
頭を下げるルイスに、エドワードは微笑み。
「いや・・・・・・別に怒っているわけじゃない。・・・・・・確かに、そういうことがありました。ですが、特にやましいことは何も・・・・・・」
その言葉に、国王は少し表情を曇らせます。
「先日のノーブル・ミッシェルのパーティーで、一般女性をパートナーにしたという話じゃないか。王族会の方々から執拗に確認されたぞ」
「・・・・・・大変申し訳ありません。・・・・・・しかし、王族会に咎められるようなことは何も・・・・・・」
「わかっているわ。さっきも言ったと思うけど、私たちはエドを信じているから」
「だが・・・・・・相手の女性がそう思っていない可能性もあるだろう?」
「それは・・・・・・」

ワイナリーから帰ってきた翌日。
大学の講義を終え外に出ると、門の前にリムジンが止まってました。
車の中からはルイスが出てきて・・・。
一昨日から昨日にかけてエドワードと一緒にいたのか、と確認されます。
ここで選択肢。
「はい、一緒でした」
「やはり、そうでしたか。・・・・・・正直に話していただけて、ありがたく思います」
「・・・・・・きっとルイスさんにも、いろいろとご心配をかけたと思います。申し訳ありませんでした」
「いえ・・・・・・まあ、心配していたのは確かですが、○○様とご一緒だった、ということがわかっただけでホッといたしました」
「その件で私のところへ・・・・・・?」
「あ、いえ・・・・・・私が、ということではございません。実は・・・・・・大変申し上げにくいことなのですが・・・・・・」
(な・・・・・・なんだろう・・・・・・)
「あの・・・・・・この件については、現在、国王様と王妃様がかなり心配しておられます」
(あ・・・・・・)
「・・・・・・はい」
「それで・・・・・・ですね。国王様と王妃様が・・・・・・○○様をお連れするようにとおっしゃっていまして・・・・・・」
「え? 国王様と王妃様が・・・・・・ですか?」
「はい・・・・・・シャルル城にお越し願えますでしょうか?」
(国王様と王妃様って・・・・・・・・・・・・)

謁見の間。
「キミか・・・・・・エドのお気に入りというお嬢さんは」
「まあ、これは可愛らしいお嬢さんだこと」
二人の雰囲気はテレビで見るのと同じように柔らかく・・・。
「・・・・・・○○○○と申します」
「うむ。・・・・・・せっかくお越しいただいたのに、このようなぶしつけな話で大変申し訳ないのだが・・・・・・キミは昨晩、エドと一夜を共にしたのかね?」
(え・・・・・・? 一夜って・・・・・・)



国王&王妃様は優しい人っぽい?
けど、問題は王族会だよね・・・・・^^;
次回予告・・・・・・切ない別れ!?
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