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「恋陰陽・源平LOVERS」武蔵坊弁慶(2)/九

月並を目指してたけど・・・奈落に^^;
(タイトルが同じだから、てっきり続くかと・・・・・)

タイトル「光を信じて」
(選択肢含むネタバレ↓)







































<選択肢>
9日目・・・スチル
選択肢


弁慶と維盛の交渉が決裂→屋敷を脱出。
ここまでは展開は同じ。
弁慶&主人公、鬼一&維盛で廃寺に向かっていると・・・背後から何か落ちる音がします。
振り返ると、地面に転がり落ちた鬼一。
そして、縄を抜けた維盛が馬上にいました。
「こ、維盛様・・・・!」
「ふふ・・・・。中々素敵な扱いをして下さいましたね。近々、このお礼はさせて頂きますよ。」
柔らかい言葉と裏腹に、維盛の瞳は冷たく凍えるようでした。
「待て、維盛殿! あんたを逃がすわけに行かなえ・・・・!」
鬼一が止めようとするものの・・・。
「・・・・それでは、さようなら。」
維盛は、あっという間に森の向こうへ。
「・・・・くそ。弁慶殿、その馬を貸してくれないか。」
「鬼一さん・・・・。追い掛けるのですか?」
「ああ、逃がしたのは俺の油断だからな。」
「ですが、深追いは・・・・。」
「ここで逃したら、義経殿の行方がまた分からなくなる。」
「鬼一殿、だったら俺が・・・・。」
「いや、ここからはあの廃寺も近い。二人はそこへ戻って、待っていてくれないか。」
「ですが・・・・。」
「維盛殿を連れ戻さなくても、あちらの出方だけでも探ってくるからよ。」
馬に乗り、維盛を追跡。

廃寺。
日が暮れても、まだ鬼一は戻ってこず・・・。
「鬼一さんは、大丈夫でしょうか・・・・。」
「・・・・・・・・今は、信じて待つしかないだろう。だが、ここに長居をするわけにもいかん。夜が明けても鬼一殿が戻らぬ場合は、ここを引き払った方が良いかもしれんな。」
「引き払う・・・・?」
「一度、矢が打ち込まれているだろう。いつまでも安全とは言えない。」
「あ・・・・。」
(そうだった・・・・。 平氏の方々には、ここが知られて・・・・)
思い出した途端、体がぶるりと震えます。
「○○御前、大丈夫だ。・・・・俺が居る。」
震えに気付いたのか、ポンと手が頭へ。
「弁慶様・・・・。」
「何時、どうなるか分からん。眠れるうちに眠っておくと良い。」
「は、はい・・・・。」
返事はしたものの・・・しばらくは胸の高鳴りに邪魔されて眠れそうにありませんでした。

ようやく眠気がやって来て、うとうとしかけた頃。
(あれ・・・・?)
妙な気配を感じで目を開けます。
(・・・・鬼一さんが戻られたのかしら・・・・?)
気配の元を探していると・・・。
「・・・・・・・・どうした、○○御前?」
壁に背を預けていた弁慶が目を覚まします。
「あ・・・・。すみません。起してしまって・・・・。」
「いや、気にしなくていい。それよりも、何かあったのか?」
「何というか・・・・。妙な気配を感じたので・・・・。」
「・・・・気配・・・・?」
眉間に皺を寄せる弁慶。
・・・とその時、周囲を青白い光が満たしていきます。
『・・・・・・・・○○さん・・・・・・・・。』
光が薄れ、現れたのは晴明!
が、その姿は以前晴明神社で会った時よりも儚く・・・。
「せ、晴明様・・・・。一体どうされたのですか・・・・?」
『・・・・・・・最悪の・・・・事態となりました・・・・。』
「さ、最悪の事態とは・・・・?」
『・・・・・・・・維盛を追いかけた・・・・鬼一殿は・・・・。追いつくと同時に・・・・・・・・その命を・・・・奪われました・・・・。』
「な、何ですって・・・・!?」
(き、鬼一さんが・・・・)
『そして・・・・・・・・。今しがた・・・・義経殿も、維盛殿の命で・・・・・・・・処刑されました・・・・。』
「よ、義経が殺されただと!? それは本当なのか!!!!」
『・・・・・・・・場所は、琵琶湖湖畔にある・・・・敦盛殿の屋敷・・・・。今日の夜半が・・・・・・・・義経殿の、処刑の日・・・・だったのです・・・・・・・・。』
(あの・・・・敦盛様のお屋敷で・・・・? 義経様が・・・・処刑・・・・)
「そんな・・・・。」
二人は、糸の切れた人形のようにがくりを膝を折ります。
『・・・・・・・・そして・・・・私も、もうじきこの世から・・・・消え去ります・・・・・・・・。』
「せ、晴明様まで・・・・!? どうしてですか!」
『・・・・・・・・清盛殿の・・・・呪いの力が、想像以上に、強かったのです・・・・。ですが・・・・消える前に・・・・・・・・どうしても伝えねばと・・・・。最期の力を振り絞って・・・・参りました・・・・。』
「そんな・・・・。何とか、何とか晴明様のお助けすることは出来ないのですか!?」
『・・・・・・・・ありがとう、ございます・・・・。しかし・・・・もう、私の力は・・・・すでに尽きかけているのです・・・・。』
晴明の姿は、陽炎のようにゆらゆらと揺れ始め・・・。
「晴明殿・・・・!」
「晴明様・・・・!!」
『・・・・・・・・お二人は・・・・どうか・・・・生き延びてください・・・・。それが・・・・私や、鬼一殿・・・・義経殿の・・・・・・・・願・・・・い・・・・・・・・。』
優しい微笑を残し、姿を消します。
「そんな・・・・。晴明様・・・・!!」
「・・・・・・・・・・・・。生き延びろ、か・・・・。」
突然腕を掴んで立ち上がると、部屋の戸を開け。
「弁慶様・・・・?」
「○○御前。・・・・貴方は、今すぐこの寺を立ち去るのだ。」
「ど、どういう意味ですか・・・・?」
「・・・・・・・・平氏に追われる前に、逃げろと言っているのだ。」
「それなら、弁慶様もご一緒に・・・・!」
「いや・・・・。俺は、行けない。主君を死なせてしまった俺に、生きる資格はない。」
「そんなこと・・・・!」
悲しみに深く沈む弁慶の表情が胸に刺さります。
「それに、俺にはやらねばならない最後の勤めがある。」
「最後の勤め・・・・?」
「・・・・ああ。源氏の御曹司となれば、平氏は必ずやその首を晒すだろう。俺はその前に、なんとしても義経の遺骸を取り戻しに行かねばならん。せめてヤツの名誉を守ってやりたい。」
「・・・・・・・・・・・・。・・・・弁慶様、ならば私も一緒に参ります。」
「駄目だ、○○御前! それは出来ん!!」
「何故ですか・・・・!」
「・・・・・・・・○○御前は、何としても生き延びろ。晴明殿も仰っていただろう。それが晴明殿や鬼一殿、義経の願いであると。」
「ですが・・・・!」
「・・・・これは、俺の心からの願いでもある。」
「弁慶様・・・・。」
「・・・・分かったら、すぐにここを・・・・。」
「・・・・・・・・嫌です・・・・。」
「○○御前・・・・。」
「嫌です・・・・!恋い慕う方を置いて、一人で逃げ延びるなど・・・・私は嫌です・・・・!」
「○○御前・・・・!?」
「・・・・私は・・・・弁慶様のことを、お慕いしておりました。だからどうか、一人にしないで下さいませ・・・・。」
必死に懇願すると、弁慶の瞳に動揺が広がります。
「・・・・○○御前・・・・。分かっているのか・・・・?俺について来るということは、○○御前も死ぬということだぞ?俺と共に居ても、未来はないのだぞ。それでも・・・・。それでも、俺と共に居たいと言えるのか・・・・?」
「・・・・弁慶様とご一緒なら、構いません。命を失う覚悟は、もう出来ております。」
弁慶の目をじっと見つめ・・・。
「どこまでも、たとえ地獄の果てまででも、お連れ下さい・・・・。」
「○○御前・・・・。何で、こんな俺なんかを・・・・。」
小さく漏れる湿った声。
「だが・・・・○○御前がそうと決めたのなら、俺も覚悟を決めよう。」
「弁慶・・・・。」
「今だけは、この想いを隠すことを止める。」
引き寄せられ、抱きしめられます!
「・・・・○○御前、愛している・・・・。」
「・・・・弁慶様・・・・っ!」
弁慶の抱擁に、思いの丈を込めて抱きしめ返し・・・。
暫く、お互いの体を寄せ合い熱を分かち合います。

どれだけの間そうしていたのか・・・。
長い抱擁が解かれると、床に押し倒されます!
「・・・・弁慶様・・・・?」
「・・・・・・・・そんな目で、俺を見るな・・・・。」
「・・・・え? あ・・・・。」
突然、目を大きな掌で覆われ・・・。
「あ、あの・・・・?」
わけが分からず、掌を外そうとすると。
「・・・・駄目だ。」
やんわり止められます。
「ど、どうしてですか・・・・?」
「・・・・歯止めが、効かなくなりそうだからだ。」
「歯止め・・・・?」
「・・・・元々、この想いは墓の中へ持っていくつもりだった。一生告げることはないと・・・・絶対叶うはずはないと、思っていたものだった。○○御前は、本来俺が触れて良い存在じゃない・・・・。」
「・・・・・・・・。」
熱の篭った声が絞り出すように紡がれ・・・。
視界を封じられたまま、じっとその言葉に耳を傾けます。
「だが、そんな俺を貴方は恋慕うと言ってくれた。・・・・それだけでも、俺は十分だったんだ。しかし・・・・。」
苦々しそうにそこまで言うと、深いため息。
「・・・・一度触れちまうと、抱き締めちまうと、もっと欲が広がっていく。俺は今、○○御前を・・・・いや、○○を抱きたくて、堪らない・・・・。」
「・・・・っ。」
真っ直ぐな言葉に、心臓が大きく高鳴ります。
「こんな時に何を言うのかと、○○は思っただろうな。俺だって、愚かしいと思う。だが・・・・○○を抱き締めただけで、想いが膨れ上がって仕方ない。これで○○に見つめられたら・・・・俺は、どうなるか分からない・・・・。」
「弁慶様・・・・。」
「本当は、俺も○○の目を見ていたい。だが、俺が俺で在れるように・・・・。どづかこのままで、許して欲しい。」
弁慶の掌とはいえ、視界が真っ暗になっているのは正直なところ不安だった。
(でも、それが弁慶様の願いならば・・・・)
「・・・・分かり、ました・・・・。」
小さく頷き、体の力を解きます。

「・・・・愛している、○○・・・・。何よりも、誰よりも・・・・。」
(弁慶様・・・・・。 私も、私も貴方様だけを、お慕いしております・・・・)
夜が明けるまで弁慶と愛を交わし合うのだった。

日が昇るとすぐに馬に乗り、敦盛の屋敷へ。
途中、乗っていた馬の脇腹に矢が刺さり、落馬。
「○○! 大丈夫か!?」
馬を飛び降り、弁慶が駆け寄ってきます。
「は、はい。特にどこもぶつけては・・・・。」
「これは・・・・。気をつけろ、○○。」
背に庇うと、森の片隅を強く睨みつけ・・・。
「え・・・・?」
「おや。気付かれてしまいましたか。」
(こ、維盛・・・・様)
少し距離を取った場所にひとり現れたのは・・・維盛!
「ふふ、どうしたのです?まるで幽霊にでもあったような顔をして。」
「お前が・・・・何故ここに居るのだ・・・・!」
「それは勿論、貴方たちをお出迎えするつもりですよ。」
「出迎え・・・・?」
「ええ。貴方たちには随分お世話になりましたからね。お礼をしようと、こうしてお待ちしていたのですよ。」
「・・・・礼をする為に射かけてくるとは、物騒じゃねぇか。」
「多少の無礼は目を瞑って下さい。では相応の手土産を持って馳せ参じたのですからね。」
「手土産・・・・。」
「ええ。貴方たちがお探しなのは、これでしょう?」
手にしていた黒塗り桶が掲げ上げられ・・・。
(まさかあれは・・・・あの中は・・・・!)
「ふふ・・・・。どうぞ、ご覧なさい・・・・。」
ゆっくりとズラされる蓋。
「ひ・・・・・・・・っ、い・・・・、いやあああぁっ!!!!」
その中を見て、堪らず絶叫。
「○○・・・・!!」
錯乱しかけると弁慶にきつく抱き締められます。
「べ、弁慶様・・・・! 弁慶様・・・・ッ!!」
「・・・・・・・・○○・・・・。」
「おや。舞姫さんはお気に召さなかったようですね。では、弁慶。貴方は如何でした? この土産は。」
桶を見せびらかすように持ち上げ・・・。
「貴さま・・・・ッ!!」
弁慶は維盛を苛烈な眼差しで睨み上げます。
「弁慶様・・・・。」
「さあ、どうぞ。貴方たちの為の土産品です。受け取って下さい。」
にこやかに笑うと、桶を放り投げ・・・。
「・・・・ッ!!」
「義経・・・・!!!!」
飛び出し腕を伸ばす弁慶。
続いて腕を伸ばすと・・・・・
「・・・・今です。」
維盛は懐から白檀の扇子を取り出し、それを広げます。
それが合図となり、四方八方から矢!
「ぐ、おおおぉっ!!!!」
矢と自分を包むように、弁慶は無数の矢を一身に浴び・・・。
「弁慶様・・・・ッ!」
「・・・・ぐ・・・・。」
苦痛に顔を歪め、膝をつきます。
「兵を・・・・・・・・置いて、いたのか・・・・。」
「おやおや。主君の首を見て冷静さを欠きましたか?私が一人で現れると思う方が愚かではありませんか。」
(酷い・・・・義経様の首まで道具にして・・・・)
「さあ、弁慶にとどめを刺してやりなさい。・・・・弁慶。主のもとへ送ってやるのです。感謝して下さいね。」
にやりと笑みを浮かべて、扇子は閉じられ・・・。
同時に、また矢が飛んできます!
「弁慶様・・・・!!」
咄嗟に腕の中から抜け出し、矢面へ。
「・・・・○○・・・・ッ!!」
弁慶がすぐに体を引き戻そうとするものの・・・・・。
二人を嘲笑うように幾本もの矢は急所へ命中。
「・・・・・・・・べん・・・・け、い・・・・様・・・・・・・。」
目の前が暗くなるのを感じ、意識を失います。
次いで、どっと音を立てて弁慶の体は地面へ。
「・・・・・・・・人の命とは、やはり呆気ないものですね。」
物言わぬ二人の骸をじっと見つめ、何の感情もなく呟きます。
「・・・・おや、雨が降って参りましたか。どうやら、天は貴方たちに同情してくれたようですよ。」
ぽつりと漏らし、兵を引き上げる維盛。

重なり合った弁慶様と私と、そして義経様に、細い雨が降り注ぐ。
それはまるで、死を悼む涙のように──。



前回○で至福だったから、△=月並かと思いきや・・・奈落でした^^;
(二人は奈落でしか結ばれないのか・・・)
清盛からの呪文は「参、弐、弐、参・・・・」
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