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「恋維新・幕末LOVERS~続編~」原田左之助/第四幕

4日目です。

タイトル「決断」
(選択肢含むネタバレ↓)







































<選択肢>
4日目
*原田に委ねる
*もっと世界を見てみたい
採点は、◎を維持^^


5日前、新撰組は甲府城へ。
これは幕臣:勝海舟の要請で、江戸へ向かっている薩長軍を迎え撃つため。
新撰組の名では目立つ為、新撰組→甲陽鎮撫隊へ変更。
向かったのは、近藤さんをはじめとして、土方、斉藤、山崎、原田さん。
主人公は体調の優れない沖田さんのため、江戸に。

沖田さんと話していると、山崎さんが先に帰ってきます。
「山崎さん、皆は・・・・?」
「ああ、今江戸に向かってる。俺は足が速いから先を急いで来たんだ。」
「なら・・・・戦況は・・・・?」
「・・・・・・・・ああ、ダメだった。」
着いた時には、既に甲府城は敵の手に落ちていた。
慌てて陣を構えたけど、遅かった。
このままでは全滅するという状況に追い込まれ、局長は後退を指示。
「そう・・・・でしたか・・・・。」
「・・・・思った以上に、敵の手は早いですね。」
「はい、しかも敵は追っ手を緩めてない。おそらく何日かすれば、ここ江戸にもたどり着いちまう。だから俺は先に来て、沖田さんや○○さんに江戸を出る旨、伝えにきたんだ。」
「え!? 江戸を離れるんですか?」
「ああ。」
「では一体どこへ・・・・?」
「北です。」
「ということは・・・・会津。」
ゆっくりと頷く山崎。
「会津・・・・?」
「○○さん、我々新撰組は会津藩預の身なんです。すなわち、僕たちの身をきちんと保護してくれるのは、会津藩ということになる。ただ、こんなに早く、ここまで追いつめられるとは・・・・。」
「はい・・・・一先ず、綾瀬に陣を構えます。そこで、もう一度隊の編成を整えたのち、会津に向かって出発する、という手筈になりそうです。病気の沖田さんには、とても心労をかけてしまいますが・・・・。」
「構いません。それくらい、どうってことないで・・・・。ゴホッ、ホゴッ・・・・。」
突然咳き込み出した沖田さんの背中をさすります。
「無理しないでください、沖田さん。」
「いえ・・・・ありがとうございます、○○さん。」
「色々お話して、お疲れになったんです。少し横になって休まれてはいかがですか?」
「・・・・はい、では少し横にならせてもらいます。」
横になった沖田さんに布をかけ・・・。
その様子を、山崎さんは心配そうに見つめてました。
(こんな体では、会津へ向かうなんてとても無理だろう。となると、沖田さんはここに残らざるを得ない・・・・。なら私は・・・・)
頭に過ぎったのは、原田さんの姿。
(・・・・私は・・・・どうしたら・・・・)
ここで選択肢。
(やはり、どこかで私は原田さんの言葉が気になる・・・・ 私一人で決断することではない・・・・ 原田さんに判断を仰ごう・・・・)

翌日、新撰組が帰還。
が、その表情は皆重いものでした。

原田さんを探して、建物の裏手へ。
すると、そこには・・・斉藤さんもいました!
真剣な面持ちで原田さんを見つめ。
「・・・・お前の態度がおかしいのは気づいていた。」
「・・・・・・・・。」
「俺だけじゃない。近藤さんや土方さんも感づいている。」
「・・・・・・・・。」
「どういうつもりだ。戦いにもお前の身の入らなさが出ていた。隊長のお前がそんなことでは、隊士の士気が下がるのも当然だ。」
「・・・・負けたのは、俺の態度のせいじゃねえよ・・・・。」
「・・・・!! 貴様・・・・それはどういう意味だ・・・・!?」
「斉藤だってわかってんだろ!今、俺たちのやってることは何だ!薩長と戦っちゃいるが、端から勝ち目はねえっ
こんなの、幕府の連中が白旗上げるまでの時間稼ぎじゃねえか!」
「それ以上言うな!!」
「・・・・!!」
気迫のこもった声が響き渡ります。
「・・・・でけえ声をいくら上げても、敵は倒せねえんだぜ・・・・。」
「・・・・・・・・。」
斉藤さんの表情はすっと冷めるものの・・・その眼差しは鋭い光を帯びたまま。
「・・・・原田、お前はずっと共に歩んできた同士だ。俺はお前を心からの友だと思っていた。」
「・・・・・・・・。」
「・・・・しかし、それも今日で最後だ。」
(斉藤さん・・・・!)
「・・・・お前がそういう心積もりでいるなら、会津に来る必要は無い。」
「・・・・んだと・・・・?」
「我々は新撰組。最後の最後まで己の“誠”のために戦うのが使命だ。貴様には、新撰組の“誠”のために戦う気概が感じられない・・・・。」
「・・・・。」
「この先、さらに厳しい戦いとなるだろう。その折、中途半端な志の者に同行されては迷惑だ。」
「・・・・斉藤・・・・。」
「・・・・だが、お前も隊を預かる隊長の身。心変わりしたからといって、おいそれと隊を離れることなど許されるはずが無い。」
「・・・・・・・・。」
「道は二つだ。己の思いを永久に封じて新撰組のために命を預けるか、それとも己の“誠”を貫くか、だ・・・・。」
「・・・・俺の、“誠”・・・・だと?」
「・・・・原田、お前の“誠”とは何だ? 俺にはその“誠”が見えない。」
「・・・・んなことはわかってる・・・・。俺の“誠”が何なのか・・・・俺だってわかんねーんだよ・・・・。」
「・・・・・・・・決めるのはお前だ・・・・。」

建物の影に隠れるものの・・・斉藤さんは主人公の前で足を止めます。
が、見据え、何も言わずに歩き去り・・・。
立ち尽くしている原田さんに後ろから近づきます。
「・・・・・・・・。」
何も言えずにいると・・・。
「・・・・○○か・・・・。」
「はい・・・・。」
振り返らないまま。
「・・・・聞いてたんだろう・・・・したけりゃ、軽蔑しな・・・・。」
「いえ・・・・。」
「・・・・あいつだけなんだ。俺にはっきり言ってくれるやつは・・・・。」
「・・・・・・・・。」
「・・・・俺はバカだからよ。誰も本気で相手にしちゃくれねえ。下の連中は俺を慕っちゃくれてるが、奴らに言えねえことだってある。近藤さんも土方さんも、俺が槍を振り回してりゃ、満足してると思ってやがる。けどな・・・・俺だって、無え頭でちっとは考えてんだ。」
「・・・・・・・・。」
「・・・・あいつはあんな性格だからな、冗談が通じねえ。だがな、だからこそ、あいつだけなんだよ。俺と本音で話してくれるのは・・・・。」
「・・・・・・・・はい・・・・。」
「・・・・そのあいつがあそこまで言ったんだ。だから俺が・・・・決めなきゃなんねえ。今がその時なんだ・・・・。・・・・・・・・○○、お前はどうしたい?」
「え・・・・私は・・・・。」
ここで選択肢。
「・・・・もっと世界を見てみたいです。原田さんと一緒に・・・・。」
「・・・・世界・・・・か。」
「はい・・・・世界はここだけじゃありません。外に目を向けることもできるはずです。原田さんは、それができる人です・・・・。」
「・・・・・・・・。」
「そうしたら、原田さんの“誠”もみつけられるかもしれません・・・・。」
「・・・・・・・・。」
「・・・・それが、私の願いです・・・・。」
「・・・・ありがとう、○○・・・・。」
ゆっくりと振り向いた原田さんは、小さく微笑みを浮かべてました。
「俺に・・・・俺の心には、お前が居る。」
「・・・・え・・・・それはいったいどういう・・・・?」
「俺はお前が好きだ。心から愛してる。」
「・・・・・・!」
突然の告白に言葉を失います。
呆然としていると、手を取り・・・。
「○○、俺に付いてきてくれるか。」
「・・・・・・・・はい、もちろんです。」
言い終わるや否や、手を引かれ・・・・そっと抱きしめられます!
原田さんの感触、温もり、匂い───。
すべてが私の体に伝わってくる。
「・・・・ありがとう・・・・。」
耳元で、もう一度お礼を言われます。



タイトル通り、原田さん決断しました!
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